顕微鏡というのは日本ではマイナーな趣味だと思いますが、欧米などではそうでもないらしいです。

例えば、少し前に「光学顕微鏡写真のコンテスト「Nikon Small World」2010 年度受賞者発表」という記事がありました。このコンテストは1974年からずっと続いているそうです。

ギャラリーページ」から受賞作品を閲覧できますが、見て思ったのは意外と倍率低いものが多いなと。

2500倍とかすごいのもありますが、大体は200倍以下で、20倍くらいのもけっこうあります。
倍率よりもどう蛍光色を付けるかとか何かそういうのが難しいんですかね。

少し調べてみたところ、照明をどう当てるか、透明なものを見やすくするためにどう染色するか、よく見るために試料をどう薄切りにするか、などが工夫のしどころのようです。
照明だと100均のLEDライトをうまく固定するとか、染色だと万年筆のカートリッジインクとかうがい薬を使うとか。

そうすると顕微鏡自体は「デジタル顕微鏡の選び方」に書いたような安いUSB顕微鏡でも趣味としてけっこう楽しめるのかなと思いました。

ちなみに、もう少し高い値段だともっといいのがあるのかなと調べたところ、以下の二つが特徴があって良さそうな感じです。

こっちは1600倍まで拡大可能。



商品説明は
  • 「光学最大40倍とデジタル4倍ズームにより、表示倍率は最大1600倍までの拡大が可能」
  • 「撮影した動画や静止画像はUSB接続によるパソコンへの取り込みが可能」
  • 「パソコンに接続不要のスタンドアローン。覗き込まずに3.5型ディスプレイで観察した画像をSDカードに直接保存! カラーフィルタを使用で、より鮮明な画像が撮影可能。」
次に、こっちは3種類のアタッチメント搭載。自分の耳や口の中を見られる。普通見られないところを見るという意味ではこっちの方がおもしろいかも。


商品説明は
  • アタッチメントの種類により倍率が変わります。 ノーマルタイプ:約20倍、75倍、160倍 耳かきタイプ:約20倍 口内チェックタイプ:約20倍
  • 3種類のアタッチメントを使用してお肌のチェック、頭皮のチェックや耳の掃除をしたり、口の中の虫歯を チェックしたり、などなどさまざまな使用用途があります!レンズを交 換することなく10~50、200倍の表示が可能となっているため細部までの拡大が可能となっています。
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