ブックオフで105円で買ってきた本。

静かに健やかに遠くまで (新潮文庫)


著者は城山三郎。
この人の本では「官僚たちの夏 (新潮文庫) 」がしばらく前にドラマになってたかな。

この本は小説ではなくて、この人の書いた作品からの名言集という形になっています。

まだ全部読んでませんが、最初から読むというより、パラパラめくって目についたところを読むという感じですね。

いくつか気に入ったり気になったりした言葉で短めのを書きだしておきます。
「人間にも燃料が要る。たくさん食え、うまいものを食え、おいしく食え」 『もう、きみには頼まない』

「いえ、まだ負けてはいません。全部が終わっていないからです。勝負は最後になって、全部その収支をソロバンにおさめてみなければ、わからんのですよ」 『百戦百勝』

「出世でこり固まった男もおもしろくないが、出世をすっかりあきらめた男も魅力はない、といいますね」 『素直な戦士たち』

「出世するしないは、かなり運によると思うよ。上昇志向の人達にとっては、それがわからないんですよ。」 『人間を読む旅』

「勉強して、わからぬものはない」 『鼠』

「天使は、必要なとき、やってくる」 『男たちの好日』

「当たって砕けろ、だ。もし砕けちゃったら、それまでだが」 『今日は再び来らず』

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