自転車マンガ。1巻から4巻まで読みました。
のりりん(1) (イブニングKC)
作者の鬼頭莫宏は、他の作品ではけっこうトラウマになりそうなエグいマンガを描いてますが、このマンガはグロい部分もなく、安心して読めます。
ロードバイクがメインだけれど、自転車レースがメインという話ではなく、どっちかというとラブコメまじりの日常の話って感じかな。
自転車ギライの主人公(過去にトラウマあり?)が、車に乗ってて、ロードバイクに乗ってるラーメン屋の娘さんと事故を起こしそうになり。
ラーメン屋に行ったらなぜかラーメン屋のお母ちゃんに自転車乗せられることになり。
なぜか自転車で勝負することになって。
結局主人公は4巻になるまでヤダヤダいいながら自転車に乗ってるという。
ストーリーがこの先どう進んでいくのかちょっと予想がつきませんが、
「今の技術ならもっと速く走れる自転車が作れるのに、ずっと進化が止まってる」
だとか、
「業界の人は体にピッタリの自転車に乗りましょうと言うくせに、実は体の小さな人にはピッタリのロードバイクがない」
だとか、これまで知らなかった自転車の問題が描かれていて、読んでおもしろかったです。