23巻の表紙は鳴子章吉。
弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)
23巻は、前半は鳴子が主役。今泉の覚醒、御堂筋の参戦。
アームストロングクライムって、「腕を使った強いクライム」なのか。
ランス・アームストロングって自転車選手の名前にかけてるんでしょうけど、ちょっとネーミングに無理があるような。
いや名前だけでなく内容もかなり無理がありますが。
サドルの先端に座って筋力を維持そんでもって腕をゴール前スプリントのように左右に振って推進力に変える!!
巻島先輩のスパイダークライムと同じ原理なのか?
おまえはここまでこれを隠してきたのか!
とはいえ、ここまで出すべき場面もなかったような。
22巻では
覚悟はできました今すぐワイらを切り離してください!!
と諦めるシーンもあり、もしあそこで諦めてたら最後まで出す場面はなかったことになりますね。
鳴子の回想にも出てきてましたが、3巻の1年生レースが始まったばかりで、鳴子が坂道に話しかけてるシーン。
始まる前からあきらめんなキツイな思たら耐えろ耐えて耐えて耐えろ ウンコとか鼻血出るまで耐えろそしたら必ず来んねん 勝負の時が
正に勝負の時が来たわけですね。
そして今泉の覚醒。
勝てる……!!今このまま この状況が変わらないのならオレは優勝できる
それは負けフラグだろうとツッコミたくなりますが、まあまだゴールまでだいぶありますし、それまでにはきっと別のフラグが立つんでしょう。
別のフラグが立たなかったら坂道が優勝するのかな。
そして御堂筋の参戦。
石垣がリタイヤしたのは鳴子がリタイアしたあたりですね。
鳴子が倒れて時間がたってないところを見ると、ハコガクの泉田、新開、総北の田所、鳴子が必死で引っ張った分を石垣が独りで引っ張ったことになるのか。
自分では「実力も全国じゃとるに足りん」って言ってますが大したもんですね。