仕事で説明用の資料を作っていて思ったんですが、やっぱり準備をしっかりやることが大事だなあと。

戦いの勝敗は戦う前に既に決まっているという言葉もあることだし。

準備さえしっかりやっておけば、少々苦手なことでもなんとかなる。
というか、苦手だったらますますしっかり準備しておくべき。

とはいえ。
準備にかける時間は、かけようと思えばいくらでもかけられるので、いつまでやっても終わらないことになります。

では、なるべく効率的に準備するにはどうすればよいか。

  • 効率的に準備する方法
説明用の資料を作るとか、提案資料を作るとか、プレゼンの準備をするとか、売り込み方を考えるとか、誰かを説得するとか、誰かと交渉するとか、試験勉強をするとか、試合の対策を考えるとか、そういうのを想定してます。

何か目的があって、その目的を達成するために準備をする。

ここで、「準備をする」というのは、ピントを合わせることなのかなと思います。
つまり目的を達成するために、どこに集中すればよいか。

できるだけ漏れがないように全部用意しておこう、対策しておこうとすると膨大な時間が必要になってしまうと。
もちろん膨大な準備が必要な場合もありますが、それでも集中すべきところは厚めにしておきたい。

そうすると、効率的に準備する方法とは、集中すべきところを見つける方法ということになります。

  • 集中すべきところを見つける方法
やり方は2つあるかな。
ひとつめは、複数の視点からみてみる方法。
ふたつめは、一旦ピントをずらしてみる方法。

もしかしたらどちらも同じことかもしれません。

なんとなく集中すべきところはこの方向だと思うけど、範囲が絞り込めないとか。
集中すべきところはここだと思ってたけど、本番になってみたら集中すべきは別のところだったとか。
こういうのが困りますよね。

こういうのをなくすために、複数の視点から見るとか、ピントを一旦ずらずことが重要と思います。

集中すべきポイントはこの方向にあるというのが、別々の視点からわかれば、その方向の交わる点が集中すべきポイントということになりますよね。

ピントをずらすというのも同じような意味で、ジリジリと近づけていくより一旦大きく動かして、行き過ぎたら半分くらい戻す、というようなずらし方が効果的な場合もあるでしょうと。

で、別の視点で見たり、大きくずらしたりというのは、自分だけではやろうと思ってもなかなか難しいので、他の人の意見を聞いてみるのがいいと思います。

自分より優れている人に見てもらう必要はなく、違う視点というのが大事です。
だから、部下でも同僚でも、何も知らない家族や友人でもいいと思います。

意見を聞くときに大事なのは、もらった意見を役に立たないとか、それは間違ってるとか言わないこと。
間違っててもいいというか、むしろ自分が最初から切り捨てて考えてなかった意見の方が良いです。
なぜそう思ったか、そう感じたかを聞いたり考えたりする方が、別の視点、ピントを一旦ずらすという意味では役に立つと思います。



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