しばらく前にこんな記事がありました。

ライフスタイル、食生活、社会的変化、環境汚染、また心理的な変化によっても、エピゲノムが変化することが明らかになっている。
エピゲノムというのは、遺伝子に後天的に有機分子がくっついて、遺伝子からタンパク質の作られ方が変わるというような意味合いかな。
マウスに高脂肪食を与えて肥満にすると、孫にまで遺伝の影響があったらしい。

こっちの記事では

「サクラの花に似た匂いをかがせ、この匂いを恐れるように」マウスを訓練すると、やっぱり孫にも遺伝して、「嗅覚(きゅうかく)を制御する遺伝子に変化の跡」があったらしい。

そうすると、たとえば一生懸命勉強したとすると、それが子供や孫に遺伝する可能性や、体を鍛えるとそれが遺伝する可能性があるのかもしれない。( そのまま遺伝するのではなくて、何か発達しやすくなるとか、微かな変化なのかもしれないけど。)

「自分が頑張れば、子孫にいい影響がある」という考え方も、
「親が頑張ってくれれば、自分がもっと楽できたのに」という考え方もあるとは思いますが。

「親が頑張ってくれてれば」と考えるようだと、いい素質を持っていても開花しないような気がします。

一つめの記事には、子孫に遺伝するという話だけでなくて、環境によって遺伝子の働き方が変わってくるという話も出てきます。
強い孤独感は、心臓病、アルツハイマー病、関節炎など、炎症を伴う病気のリスクを上昇させ、さらにウイルス性の風邪などにかかりやすくなることを示唆している。面白いのは、「どれだけ社会から疎外されているか」という客観的な事実ではなく、「本人がどれだけ孤独を感じているか」という主観的な感情のほうが免疫細胞との関連性が強かったことだ。

驚くべきことに幸福の種類によっても免疫細胞のエピゲノムが変化すると発表されている。

物欲を満たすことや、おいしいものを食べるという行為で得られる短期で浅いHedonicな幸福では、免疫細胞が活性化するどころか孤独感を感じているのと同じようなエピゲノムのパターンが見られた。逆に社会に貢献することで人生に意味を見出すような、深い満足感を伴うEudaenomicな幸福感では、炎症反応に関連する遺伝子が抑えられ、抗ウイルス反応に関連する遺伝子はより活性化されていた。
笑うと免疫力が高くなるという話は聞いたことがありましたが、まさか遺伝子レベルで変化が起こってるとは。

実は、まだ調べてないからわかっていないだけで、色んな感情とか日々の努力とか習慣によって、遺伝子レベルで変化が起きてるのかもしれないなと思いました。

肥満のマウスは、たった2カ月半の食生活の結果が遺伝したらしいので、人も子作りの2~3カ月くらい前からは気合入れて生活した方がいいのかもしれません。

もっとも、生まれた後でも、本人ががんばれば遺伝子レベルで改善できるということなのかもしれません。

本当のところは、これから研究が進むにつれてわかってくるんでしょうが、遺伝ではなくて本人のがんばり次第と思う方が個人的には好きなので、そう思っておくことにします。


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