この本を読みました。

著者はCSS公務員セミナー論文講師、代々木ゼミナール国語科講師。
著者によるとビジネス書ではなく国語の教科書だそうですが、ビジネス書として読みました。

大体の資料やプレゼンでは、同じような質問をされることが多いので、こういうタイプの質問にはこう答えるというパターンを知っておくことは大事です。

特に、わかりやすい資料を作成するための手順として、自分の理解で内容をまとめ直してみました。
以下のような順に考えていくのが良いと思います。

骨組みの作成
  • 説明は、幹から枝葉へ
  • 意見=提案すること。(提案とは問題に対する解決策)
  • 論文=問題点を分析して、解決策を提案する文章
  • 問題提起=命かお金に関わること
    命かお金に関わらない(めんどくさい等)場合は、「主語を変えて考える」(自分→お客様、経営者など)。
    命かお金に関わる人を主語にする。
  • 問題点の分析→対象を分類する。
    分類すればするほど、見方が客観的に、公平になっていく。
  • 解決策=大まかな方針+細かい具体策。大まかな方針が正しければOK。
  • 解決策=そもそもの問題点を解決していることを確認しておく
  • 方針=やること+やらないこと。やらないことをはっきりさせる。
  • 話の構成法3D
    Difference(差別化): 問題点、課題、聞き手の予想との違い
    Detail(具体的詳細): 具体例やデータ、わかりやすい比喩
    Development(発展・展望): 何の役に立つのか、今後どうなるのか
    例えば。
      1)机がまるごとタブレット
      2)170*95㎝
      3)アイデアが次々生まれる
  • 絶対大丈夫と思わせる話の構造
    絶対=できる理由+できない場合のフォロー
    「表示価格は最安値。他店が値引きしたらもっと安くします」

詳細の作成
  • オススメする理由=商品の特徴(他との違い) × 相手のニーズ(相手へのメリット)
  • すごさ=違いの説明=Aは〇〇+Bは△△。両方説明
  • 形容詞は数字で「見える化」
  • 似ている=共通点+相違点。両方説明
  • 変化=ビフォー+アフター。両方説明
  • 選択の理由=積極的理由「他のものではダメ」、Not 消極的理由「他のものでもいい」
  • 必要性=それがないと困ること、Not 「あるといい」
  • 信憑性=「いつ、どこで、誰が、何を」を固有名詞で。

推敲するとき
  • 「どういうこと?」と聞かれたときは以下のいずれか。
  1. 要点だけまとめる
  2. わかる言葉に言い換える
  3. 論理の飛躍を埋める






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