エレベーターピッチとは、15秒から30秒で相手をグッと引き寄せ、千載一遇のチャンスを次につなげる、シリコンバレー発祥と言われる話し方。
30秒で話せる分量は、アナウンサーで約400文字。普通の人で250文字くらい。
エレベーターピッチの文章を作るためにまずGTCメモを作る。
- 自分のゴール(G)を設定する。
- 聞き手(T=ターゲット)が欲しいものを想定する。
- GとTをつなぐ(C=Connect)アプローチを考える。Cは3つまで。
GTCメモからエレベーターピッチを組み立てる。
文章は、T→C→Gの順。
「フック」「ポイント」「クロージング」。
フック: 最初の一言。ツカミ。
あなたの欲しいものは「コレ」ですよね。
ポイント: 聞き手が興味を示しそうな内容。多くても3つ。
「コレ」にはこういう特徴があります。
クロージング: 締めの言葉。
こうさせてください。
文章を考えるときは、ポイント→クロージング→フックの順が考えやすい。
文章を考えるのは「シナリオスキル」。話し方やプレゼンの仕方は「デリバリースキル」。
影響力は、話す内容が7%、ビジュアル(顔の表情、目線、手の動き、姿勢)が55%、ボーカル(息継ぎ、トーン、スピード)が38%。
ビジュアルで気をつけることは
- 目線に気を配る
- 表情は柔らかく、自然な笑顔で
- 手は腰より上で、手を見せて動かす
- 姿勢を良くする
句読点の句点(。)のタイミングで相手の目を見て、それ以外は鼻や眉間の辺り、書類などを見るようにする。
ボーカルに関して。
緩急をつけて、強調したいところだけゆっくり話す。
お坊さんの方法。「ん~」という声を息継ぎなく1分間続けて出す練習をする。低音のトレーニングになって声が通るようになる。
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